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基礎能力診断「CUBIC」とは

基礎能力診断CUBICは、応募者や従業員の基礎的な能力を測定するための診断ツールです。企業の採用や人材配置、育成において、候補者や従業員が仕事を遂行する上で必要な基礎的なスキルを客観的に評価するために活用されています。CUBICの基礎能力診断は、論理的思考や言語理解、計算能力など、仕事における基本的な知識やスキルを把握するのに役立ちます。

CUBICの基礎能力診断の主な評価項目

1.言語理解力

日本語の文章を正確に理解する能力や、語彙力、文章の構造を把握する力を測定します。コミュニケーション能力の基盤として重要なスキルです。

2.数的処理能力

数字を使った問題の処理能力や計算力、データの読み取り力を測定します。計算ミスを防ぎ、正確なデータ処理を行うためのスキルが求められます。

3.論理的思考力

論理的に考え、問題を分析して解決策を見つけ出す力を評価します。特に企画や戦略を考えるポジションにおいて、論理的な思考能力は重要です。

4.情報処理能力

複数の情報を整理し、必要な情報を抽出して効率的に処理するスキルを測定します。問題解決においても役立つスキルです。

基礎能力診断CUBICを導入するメリット

1.採用時のミスマッチを防止

候補者の基礎的なスキルを事前に把握することで、採用後に「思っていたスキルと違う」といったミスマッチを防ぎます。これにより、適切な人材を確保しやすくなり、早期退職のリスクも低減できます。

2.適材適所の配置

基礎能力診断の結果を基に、各従業員の強みや弱みを理解し、それぞれが最も力を発揮できるポジションに配置することができます。これにより、組織全体の生産性が向上します。

3.効率的な教育・研修プランの策定

診断結果から、従業員の基礎的なスキルの強化が必要な部分を明確にし、効率的な教育・研修プランを立てることができます。従業員のスキルアップを支援し、成長を促すことが可能です。

4.客観的な評価で公平な選考を実現

基礎能力診断CUBICは、数値化された結果を基に評価を行うため、採用担当者の主観に左右されない客観的な選考ができます。これにより、公平な採用プロセスが実現しやすくなります。

CUBIC基礎能力診断の実施方法

1.オンラインまたはペーパーテストで実施

基礎能力診断は、オンラインでもペーパーテストでも実施が可能です。応募者の状況や企業の環境に応じて、最適な方法を選択することができます。

2.診断結果のレポート提供

診断結果は詳細なレポートとして提供され、各スキル項目ごとのスコアが表示されます。これを基に、候補者の適性やスキルの評価が行われます。

社労士による基礎能力診断CUBICの導入サポート

社労士は、企業が基礎能力診断CUBICを効果的に活用できるようにサポートを提供します。診断結果の解釈や、採用選考における適切な活用方法、従業員のスキルアップを目指した研修プランの策定など、CUBICの導入から運用までの幅広い支援を行います。

監修：藤井 健介

社会保険労務士法人　日本経営労務　代表

特定社会保険労務士・ファイナンシャルプランナー・MBA