採用面接において、求職者に対して適切な質問を行うことは非常に重要です。しかし、聞いてはいけない質問や慎重に取り扱うべき項目も存在します。採用の「絶対基準」とは、法律や企業のコンプライアンスに基づき、絶対に雇ってはならない基準を指します。一方で、「相対基準」は、その場での状況や求職者の反応に応じて、上長に相談しながら柔軟に判断すべき項目を指します。
•学歴、債務歴、経歴等の企業基準。
•判断が難しい質問項目:具体的な職務経験やスキルについては、求職者の回答によってさらに詳しく掘り下げるべきか、上長に相談のうえ判断することが望ましいです。求職者の適性や業務に関する深堀りは、慎重に進めましょう。
•病歴や健康状態の確認:健康状態に関する質問は、必要最低限にとどめることが重要です。病歴や現在の健康状態について直接的に聞くのではなく、業務遂行に支障があるかどうかという観点で質問を行うと良いでしょう。「業務に支障が出るような健康上の不安があるかどうか」など、業務に直接関連する形での質問が適切です。
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