アナログな適性検査の方法と個々の情報のやりとりの煩わしさを、クラウドストレージとRPAを用いたDX化で解消!
入社試験などで使う、適性検査の一つ「CUBIC」に係わる作業の流れを、診断受験から顧問先とのデータのやりとりまでをDX化して、できる限り総務での業務を省くことができました。データの転記を削減したり送信手順を減らすことで、煩わしい作業から解放されることができます。
①日本経営労務から顧問先へCUBIC診断結果を送信する場合は、 データを送る担当者を確認しパスワードをかけて添付メールにて送信します。その際、パスワードのかけ忘れや、誤送信の心配がリスクにあげられます。
②メールで添付ファイルにて都度送信していたため、データを受け取る顧問先で自社のフォルダーに取りまとめるなど、データ整理の必要がありました。
③CUBIC診断では回答用紙に記入する方式からマークシートに記入する方式へ進化しましたが、IT化によるペーパーレスには至りませんでした。
①リンク集内のCUBICフォルダーへ診断結果のPDFをアップロードし、通知するだけで作業が完了するようになりました。閲覧権限のある方のみが閲覧でき、診断結果のデータにパスワードをつける手間がなくなりました。
②CUBICフォルダーに、日本経営労務側でファイルに名前を付け保存するため、過去に診断を受けた方のデータからすべて整理されています。
③kintoneとトヨクモのフォームブリッジを使用して、スマホ受験を選択することで入力作業を本人に行ってもらい、その後の作業をペーパーレスにて人間の指示のもとRPAが作業をして自動化できるようになりました。
アナログ作業をデジタル化すれば、その後の作業も効率化することができます。フォームブリッジを使用すれば、入力を転記する必要がなくなります。
『日本経営労務事務所通信 2023年10月号』(2023年10月1日刊)より一部改変
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